SKK は、おれにとっては執筆の主導権

 普段から、日本語入力のゆきつく先、というか帰るところは SKK じゃあるまいか、と思うところがある。
 SKK っていうのは、ローマ字入力で打鍵していくと、ひらがなが、一文字一文字、確定した状態で打ちこまれる、というインプットメソッドである。aisiteru と打ちこめば、あいしてる、と、ひらがなが打ちこまれる。他の日本語入力プログラムみたいに、アンダーラインがついて、愛してる、という変換候補が表示されたりしない。
 漢字を打ちこみたくなったら、シフトキーを押して、ローマ字入力する。Ai と打ちこむことで、変換候補「愛」があらわれるわけ。プログラムは、自分からはいっさい漢字変換しない。つねにおのれ、なのである。自分で漢字変換する。おのれが決める。
 紙に文章を書くのととても良く似ていると、おれは思っている。今までで一番新しい万年筆だと。

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Ulysses で定義したマークアップの変更の仕方がわかったよ、やっと

 Ulysses で AquaSKK を使用する際、不具合があるよ、という話を書いた。
 この記事の最後のほうでごちゃごちゃと、定義を変更すると元に戻せなくなるかも、みたいな話もつけくわえている。
 事実、バージョン 2.6 においては、下手に定義を変更すると元に戻せなくなる、という現象がおれの環境では発生したのである。
 もし、同じ現象に苦しんでいるひとがあったら、以下を試して欲しい。

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爆笑問題の日曜サンデーでダウンタウンの話題が出たのは初めてじゃないが、きょうの大村崑さんは凄かった

 爆笑問題の太田さんは、テレビやラジオでダウンタウンのことを口にしたことはなく、ダウンタウンの話題が出ても、それに触れることもない。さっとスルーする。
 いいともの最終回までは共演 NG とされていた。たぶん、いいともの最終回は例外で、今後も共演しない、というスタンスでいくのではないか。
 爆笑問題とダウンタウンの間には、まことしやかに、有名な因縁が語られている。

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Ulysses で AquaSKK を使うさいの注意

 Ulysses という Mac の執筆ソフトウェアにおいて、日本語入力ソフト、AquaSKK を使うのには難がある。SKK という日本語入力プログラムは伝統的に、送り仮名を打つとき、アスタリスク「 * 」という記号を使用する。
 このアスタリスク、Ulysses 内においては太字を示す記号として使用されているのだ。AquaSKK の送り仮名の記号と、Ulysses の太字の記号が、おなじアスタリスクで、ぶつかっているのである。
 エディタであるところの Ulysses で送り仮名を打つたびに、フリーズにちかい不具合が生じる。文章を書くどころではない。
 とはいえ、Ulysses では使う記号を編集できる。アスタリスクを使わないようにすればいい。

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ボブ・ディランさんのノーベル文学賞受賞は、文芸の一歩後退か、文芸のあらたな地平か。

 携帯小説がぶわっと流行したころ、「文芸が、より大衆化してひろまってるってことだよな」とおれは好意的に思った。そのころから小説賞の投稿が増加していて、「小説のカラオケ化」みたいな言葉が新聞におどった。

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ナタリー・ゴールドバーグ「クリエイティブ・ライティング」の思い出

 いま、ググってみたら、クリエイティブ・ライティングっていろんなものがあるらしい。
 クリエイティブ。
 と、ライティング。
 っていうありふれた言葉だ。
 そりゃいろいろあるだろう。ここではナタリー・ゴールドバーグが提唱した、文章修行であるところのクリエイティブ・ライティングについて書きたい。

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主人公に全力でなにかさせる【意識低い系・ストーリー作り 2】

 べつに作家でもなんでもないおれが、小説を書いたことがある、という経験だけで、なんか気持ち良さそうに創作を語るシリーズ、最終回。
 前回は、「謎をつないでゆき、賭け金をせり上げていくとストーリーは作りやすいよ」ということを書いた。
 さすがにこれでプロットまでもってゆけない気がする。もうちょっとストーリーについて、あくまでおれの場合だけど、というのを書きたいっす。

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小説はけっきょく、謎だよ【意識低い系・ストーリー作り 1】

 たんなる素人でしかないおれが、小説を書いたことがある、という程度の根拠で、小説作法を語るっ!
 前回、プロットがちゃんと出来てれば、その小説は九割完成している、というようなことを、えらそうに書いた。
 そのプロットとやらはどうすればいいのか。
 という話を、誰かの参考になればいいな、と思い、記事にします。

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世界最悪な文章で小説を書く【意識低い系・小説の書き方 3】

 小説を書きたいのに、どう手をつけていいかわからない、というひと向け。この文章を書いているおれは、たんなる素人です。
 おれは小説を書きはじめるのは得意だけど、書き上げるのは苦手だった。完成させられない作品がたくさんある。
 そうならないよう、なにをすべきか。

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小説は、三つの要素でできている、らしいぞ【意識低い系・小説の書き方 2】

 前の記事で、小説をたくさん読むとリズムがつかめて、はかどるぞ、というようなことを書いた。

「リズムってなんだよ。適当なこといってんなよ。こっちはいそがしいんだよ」
 という話になってくる。
 小説のリズムをつかむのに役立ちそうな、三つの要素のことを書きとめておきたい。「序破急」みたいな、ストーリーの話ではない。

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