爆笑問題の日曜サンデーでダウンタウンの話題が出たのは初めてじゃないが、きょうの大村崑さんは凄かった

 爆笑問題の太田さんは、テレビやラジオでダウンタウンのことを口にしたことはなく、ダウンタウンの話題が出ても、それに触れることもない。さっとスルーする。
 いいともの最終回までは共演 NG とされていた。たぶん、いいともの最終回は例外で、今後も共演しない、というスタンスでいくのではないか。
 爆笑問題とダウンタウンの間には、まことしやかに、有名な因縁が語られている。


スポンサード リンク

爆笑問題とダウンタウンの因縁

 いわく、太田さんが雑誌のコラム(干されていたころ。雑誌はホットドッグプレスともいわれている)で、松本さんが良く着ていたジャージをからかって「アディダスの広告塔」と書いた。
 松本さんは激怒して、爆笑問題を呼び出し、「ここでパイプ椅子でどたまカチ割られるか、引退するか、土下座するか、どれかにせぇ」とせまった。田中さんもとばっちりで蹴られて、太田さんは土下座したという。
 この話、有名ではあるが本当かどうかわからない。話の元は浅草キッドの本らしいが、その浅草キッドが、本の内容は誇張、と話してもいるらしい。

しかし、なにかあったことは間違いなさそう

 たとえば、吉田豪さんが、太田さんへのインタビューで、ダウンタウンの話題を出したら、現場が凍りついたという。
 おれが最近見聞きしただけでも、「太田上田」で、くりーむの上田さんがダウンタウンのことをチラっといった時、太田さんはほとんど反応しなかった。
 
 とはいえ太田さんは、いつも完璧に無視するというわけでもない。
 無視するというよりは、よほどの必要がない限り、ダウンタウンの話題に触れない、ひろげない、応じない、という感じで、応じたとしても最小限にとどめている、という印象なのだ。
 つまり、最小限とはいえ、ダウンタウンの話題に触れることもあるのである。
 
 いいともの最終回では、太田さんと松本さんが言葉を交わした、という松村邦洋さんやナインティナインの岡村さんの証言がある。
 TBS のラジオ番組「日曜サンデー」に浅草キッドが出たときは、「ダウンタウン DX に呼ばれたら出るの?」と博士に突っこまれて、太田さんは「ぜってー出ねぇ」と笑いながら反応していた。
 おなじく日曜サンデーに俳優の渡辺徹さんが出演した時も反応があった。渡辺さんの「ダウンタウンがさー……あ、ダウンタウンの話は NG だっけ?」みたいな発言に、「よくいいますよ。わざとらしい www」と、太田さんは笑いながら反応していた。
 

きょうのゲストは大村崑さん

 その日曜サンデー、きょうのゲストは大先輩の大村崑さん。
 爆笑のふたりはさすがに丁重に迎えていた。
 崑さんは、太田さんへの駄目出しをはじめる。太田さんが「ゆうもあ大賞」を受賞した、その授賞式のことである。太田さんが、ゆうもあ・くらぶ会長の森元総理をからかいはじめたらしい。
 森さんがクリントン大統領に、ハウアーユーというはずが、フーアーユーと間違えていってしまった、という話である。
「アイム、ヒラリーズハズバンド」と、気のきいた返事をするクリントン大統領。
 森元総理が「ミートゥー」と返したとか。
 森さんがいるまえでその冗談をやらかしたので、会場は凍りついたらしい。
「ゆうもあ・くらぶの会長やめさせてくれ」
 この件のせいかはわからないが、森さんはそういい出して、理事長である崑さんをあわてさせた。
 
 この話の間、太田さんはゲラゲラわらって聞いていた。さすがに最後には、ご迷惑おかけして……とあやまってはいたが、本当に楽しそうだった。
 話は続き、大村崑さんがダウンタウンの番組に呼ばれた時のことを話しはじめるのである。
 
 ダウンタウンの番組に呼ばれて、思いのほか親切にあつかってもらった、というのが崑さんの話の骨子である。その話が長い。
 爆笑問題の番組においては、「ダウンタウン」という言葉が出ただけで、微妙な空気になる。聞いているこっちも、変に緊張したりする。先述したとおり、太田さんはたいがいその話題を流すし、1 ターンでも会話が続けばレアである。気まずい時間はすぐ終わるのが常だった。
 しかし今回はその話が続くこと続くこと。
 崑さんのいい感じの語り口で、ダウンタウンの話が終わらないのである。
 
 ダウンタウンの番組に呼ばれて、崑さんは楽屋で出番を待っていた。すると番組の関係者がつぎつぎとやってくる。しかし、肝心のふたりだけはやってこない。と、出番間際になって、浜田さんが固くなった様子でやってきた。
 浜ちゃんは崑さんを抱えるように支えて、スタジオに案内してくれて、それが崑さんにはとても嬉しかった、という。
「ふたりともエラい恐縮してくれて」
 と崑さんがいえば、
「そりゃそうでしょ」と、田中さんも話に乗らないわけにいかない。
「ほら、あの浜ちゃんの相方の——」
 と、崑さんがいいよどめば、
「松本さんですね」
 太田さんが、さん付けで捕捉する。
 聞こえてくる音声の感じはあくまで、なごやかなんだけど、聞いてるこっちはみょうに冷や冷やする。
 やっと話が終わった、と思ったら、崑さんはつづけて、なんでダウンタウンの番組に出演することに乗り気じゃなかったかを説明しはじめた。
 
 崑さんはある日、テレビで加藤茶さんが、浜田さんにバシバシ頭をたたかれているのを見たのだという。
 はははは、と笑う爆笑のふたり。
 爆笑問題が、ダウンタウンの芸風に笑いで応じたのだ。
「あんなんされたら、おれならキレてまう」
 という崑さん。
 もうね。
 スタジオの空気。やっぱり微妙な緊張感、あったと思う。
 浜田さんに乱暴に扱われるかと思ったら、そうでもなく、意外にしっかりと対応してもらったから嬉しかったのだ、という話なのであった。
 番組が終わったあと、崑さんはスタッフから相談される。
 ダウンタウンのふたりはきょう、緊張していたから、また出てください、とスタッフはいう。次はリラックスして応対しますから、と。
 崑さんは次のオファーを待ったが、次はなかったらしい。
「あれはおかしいと思う」
 と、崑さん。
 太田さんは、ダウンタウン側の対応について評価をくださなくてはならない。
「(崑さんが)偉大すぎて……絡みづらい?」
 と、無難なところへいった。
 
 話は、まだ終わらないのである。
 崑さん、今度は北島三郎さんが浜田さんに激しく突っこまれた話をはじめる。
 その様子を崑さんは「可哀想になぁ」と思って見ていたらしい。
 そんなこといわれたら、爆笑問題は、ダウンタウンのその行動に、なにかいわなくてはならない。なんかいう、ということは、なんらかの評価をくだす、ということにつながってくる。
 崑さんは爆笑問題を挑発して、ダウンタウン批判、とまではいかないまでも、なにかコメントを引き出そうとしていたかもしれない。
 あるいは、先の森元総理の件の意趣返しか。
 もっと単純に、爆笑問題とダウンタウンの確執のことを知らず、太田さんたちから微妙な反応しか引き出せないから話を引っぱっただけ、というようにも思える。
 どうであれ、サブちゃんの話の最後、ついに太田さんが、
「あの大村さん、そろそろダウンタウンの話やめてもらっていいですか?」
 といって、CM へ。
 聞いてたおれは、大爆笑してしまった。
 
 以後、ダウンタウンの話は出なかったものの。
 はじめてじゃねぇかな、爆笑問題がダウンタウンの話題にここまで長くつきあったのって。
 太田さん、田中さんがダウンタウンを嫌っている。それはいい。しかし番組のトークで、今回のように変な空気になる、支障が出るようなら、ふたりも態度を変化せざるを得なくなってくるかもしれない。
 いつか、爆笑問題カーボーイのゲストにダウンタウンが登場したら、おもしろいんだけどなぁ。まぁ、ないだろうなぁ。

スポンサードリンク

“爆笑問題の日曜サンデーでダウンタウンの話題が出たのは初めてじゃないが、きょうの大村崑さんは凄かった” への 5 件のフィードバック

  1. 初めまして。
    僕も大村崑さんと爆笑問題のトークをドキドキして聴いていました。
    笑っていいともでの共演以来、二組間のタブーが少し緩和したように思えます。
    特に松本さんが二度も爆笑問題を引き合いに笑いを誘ったのが印象的です。
    爆笑問題の方は相変わらずダウンタウンについて語りませんが、太田さんは後輩ということで遠慮してるんじゃないかな。
    なので二組の将来はダウンタウン次第という気がしますね。
    11月10日のダウンタウンDXに太田光代さんがゲスト出演されるそうですよ。非常に楽しみです。

    1. ぽんぽこ丸さま

       コメントありがとうございます。
       対応遅くなりまして恐縮です。
       おっしゃっていること、本当にそうだと思います。
       とくに太田さんについては、むかしは「むきになって、ダウンタウンの存在自体を認めてない」感じかと思ってましたが、最近はちょっと違うかも、と考えるようになりました。
       かたくなに否定する、というよりは、一歩引いてる感じ、まさに遠慮かも。
       10 日の放送、驚きました。どういうことになるのか、どうにもならないのか、楽しみに放送を待ちたいと思います。ありがとうございました。

  2. むかし「笑っていいとも」の冒頭コーナーで外国人に日本のお笑いについて語らせるという企画があって、アフリカ人の男性がダウンタウン浜田のツッコミは乱暴だと言うんですね。どうやら彼にとってダウンタウンは日本的コメディアンの典型に映っていたらしく、よりによって爆笑問題に感想を求めちゃうんですよ。そのときの努めて冷静に当たり障りのないコメントで話を流そうとする太田さんと田中さんが可笑しくて(笑)。

    あのとき以来、いやそれ以上に長々とダウンタウン話を振ってきた大村崑さんは、もしかして策士かもって。

    1.  コメント、ありがとうございます。
      「いいとも」のその回、見てみたかった。目に浮かびます。たまんないっす。

       ちょっと話ずれますけど、「いいとも」もったいなかったっすね。
       ブランドだったと思うんだけどなぁ。

  3. いつかはお笑いファンの為に
    ひかりとひとしで対談してほしいですけどねぇ、とんねるずがなんとなく、
    芸風的に持ち上げられるのは
    解りますが、昔の太田はけっこう面白かったというかファンでしたね
    バク天、爆笑問題のススメ
    ベスト100,初期の検索ちゃん
    いいとも
    たまに色んな番組でゲスト
    この辺りが全盛期だったと思いますよ

    良かったらメール下さいね
    それでは!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です