ジョニー・アイブ、Touch Bar を語る。

 CNETの「ジョニー・アイブ氏、『MacBook Pro』の新機能『Touch Bar』開発秘話を語る」という記事を読んだ。
 動画で見るアイブ氏は、上品な声で、おだやかに話す。そして難しいことを伝えようとしてくる。抽象的、というか。
 上記のインタビュー記事もそんな感じの口調である。これを、あえてくだけた口調にし、インタビューの箇所だけ要約してみた。
 もの凄くいい加減で、不完全で、間違いの多いおれの解釈が混じっている。正確な文章は上記のリンクで。アイブ氏の実際の言葉は、広がりがあり、さまざま考えさせられる。ここではそういう部分をバッサリ落として、おれの解釈を優先した。


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  • ってか、なんで Touch Bar ?

「いろんなこと試すんだけどね、飽きてきちゃうアイディアも多い。やっぱ従来型のキーボードって素敵やん? ってことに気づいた」

  • これ、なにがしたかったん?

 「キーボードでの入力、タッチでの入力。
 このふたつの入力方法を、いい感じに組みあわせたかった。
 タッチできる部分は柔軟だけど、柔軟すぎてカオスにならないよう、ユーザが予測できる入力メカニズムを提供したかった。
 それをやりやすそうなのが、ファンクションキーの一列だったわけ。
 とにかく、プロトタイプを作るのが大変だったよ。タッチバーっていうアイディアが悪いのか、それともプロトタイプが未熟なのか、という見極めが必要だし」

  • 開発は、どのくらい時間かかった?

「出来のいいプロトタイプが完成したのが、2 年前。
 触覚フィードバックのある、でっかいトラックパッド、ってのを試してた。そこから派生して、キーボードに組みこんだ Touch Bar ってのを考えた。最初はくそダサだったわけ。
 しょうがねーから、ディスプレイベースでカラフルにしたよ。これが、どハマりした。
 でもこれ、まだまだ先があるから。これは始まり。
 ただね、あんまりすっ飛ばさないように、今までのやり方とぶつからないようにも心がけた。洗練させたわけ」

  • MacBook Pro に採用するアイディア、他のデバイスに取り入れるアイディア、どうやって決めてる?

「入力と出力かな。
 それが違えば、別の製品ってことだから。いろいろ試して、製品にあったやり方を採用してるよ」

  • Mac、iPad、iPhone、それぞれ、どういうアプローチしてデザインしてる?

 「素材」

  • 例は?

 「例をあげるのは無理。
 ずっとこのアプローチでやってるし、いい感じにできてるよ」

  • マカーは Mac に思い入れ強いけど、そのへんは考慮する?

「しねーよ。
 縛られたくねぇ。ただ、やみくもに奇抜なことはしないよ」

  • タッチスクリーンの MacBook Pro 、なんでやらないの?

「どう考えても、Mac でそれをする意味がないから」

  • なんで?

「それについては話したくねぇな。いまやってることにも触れてくるし」

 だいたいこんな感じ。
 これ読んで思ったのはさ。
 キーボードなんか、とっ払っちゃって、もう全部、タッチできる領域にしてしまう、キーボードなんか iPad みたいに画面表示にしちゃう、というアイディア。
 ニンテンドー DS みたいに、二面にするやつ。YOGA Book とか。
 そういうの、アイブ氏はすでに試してそうだな。
 おれは Touch Bar のその先って、だんだんタッチできる領域が広がってくるってオチじゃねーの、と思ってた。最終的には iPad が下で、上に ディスプレイがついた状態になりそう、みたいな。
 指先に振動がある、デカいタッチトラックパッドを試していた、というあたりが怪しい、と思うんだ。
 でも、タッチスクリーンの画面を押すと振動を返す、みたいなのは難しい。
 だから今は、Touch Bar くらいで大人しくしておいてやるよ。
 そういうことを、このインタビューは物語ってないか、と思った。

 けど逆に、二面ディスプレイ、試したけどイマイチだったので、Touch Bar に落着した、というふうにも読めるんだよな。
 まぁしかし、そろそろ MacBook Pro が出荷されはじめるらしいので、楽しみだ。みなさん、どういう評価を下すんでしょうか。

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