「Since GO」みうらじゅんさんの趣味の話がおもしろかった、爆笑問題の日曜サンデー

 きょうの日曜サンデー、スペシャルウィークってことで、特別企画『趣味の名は。』という趣味の特集だった。ゲストを招いて趣味について語ってもらう、という内容で、興味深い話がいろいろとあった。なかでも、みうらじゅんさんが放っていた異彩ぶりはすごかったな。


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 太田さんは、カーボーイでもいつだったか、みうらじゅんさんの番組を見て、そのくだらなさを高く評価していた。きょうは夏目漱石がよくいっていた「高等遊民」に、みうらさんを例えていた。いっさい役に立とうとしない態度を「かっこいい」という。
 その凄さを「効率が悪い秋元康」とかいってた。
 そんな、みうらさんの趣味は「Since GO」。シンスゴーっていってたから、たぶんこういうことだと思う。

Since GO

 お店の看板とかにある、「since 19xx」というやつを集める。
 最近、みうらさんが見つけたもので、「Since 2016」というのがあった。
「概念が壊れてるんですよ」
「since じゃないだろ。せめて 30 年くらいやっといてもらわないと」
「最新ス」
「これはなんだ」
 みうらさんが、いうわけ。
 もともと、「ボートハウス」というトレーナーかなんかのブランドがあった。みうらさんは、ぜんぜん興味なかったけど、行列ができるほど流行っていたから、見てみた。
 そしたら since 19xx と書いてある。それがわずか数年前だった。
「なにいってんだよ、こいつは」
 と、そのころから気にはなっていたようだ。
 since の意味が崩壊して、歴史とかいう感じじゃなくなってるだろ、と。
 だから、ということでもないだろうけど、京都や鎌倉には since が少ないんだって。そういう古都では、「創業 xxxx 年」とかになるみたい。
 
 とにかく、Since とか書いちゃうのが解せなくて集めている。
 海外にいったときも、気をつけて探しているらしいんだけど、少ないって。シンス、シンスいってんのは、なんていっても日本。
 そのうち、フランス語の since、「デュプイ」とかいい出すかもしれない(たぶん『 depuis 』)。
 銀座あたりには since 街道ってのがあって、右も左も、どこを向いても Since、 Since らしい。ペットボトルのお茶、生茶や綾鷹にも Since がプリントされてるみたい。

 この感じ。
 おれも、ちょっとだけわかる。わかるけど、忘れてた。
 っていうか、おれは「 Since かっけー」と思ってしまう感性なので、これいわれると凄いくすぐったい。はずかしい。
 みうらさんは、ほかにもいろんな趣味、というかマイブームについて話してくれていた。

みうらさんのマイブーム、いくつか

ハニワブーム

 おおいハニ丸と同時期だった。はにわのことをハニーと呼んでいた。

高円寺インド ブーム

 高円寺には、仲屋むげん堂という、インドのお香のお店があり、そこから、むかし高円寺にあった噴水へむかう。みうらさんはその噴水を、ガンジス河と呼んでいた。シルクロードと呼んでいる商店街を抜けて帰る、というブーム。

仏像ブーム

 小学校四年生ごろからのブーム。

フンコロガシブーム

 グッズを捜す。でもめったに見つからないので、かえって燃えた。

ピーポくんブーム

「ぼくピーポくん」て書きそえてあった像が警察の敷地にあり、「誰も知らねーよ」と興味をもって、警視庁へいった。
 当時、ピーポくんの人形をくばっていたらしく、子供をダシにして人形をもらいにいったら、担当のひとがいろいろ説明してくれた。
「頭のアンテナみたいの、これなんですか?」
「情報をキャッチするレーダーです」真面目な顔で答えてくれる。
「ピーポくんってなんなんですか」って聞いたら、
「ピープル アンド ポリスですよ」
 という意外な答えだった。サイレンの音じゃなかったのだ。
 知らねーよ、そんなこと、と思ってグンっとブームが来た。それがのちに、ゆるキャラブームになる。
 このブームがなかったら、くまモンもふなっしーもいなかったかも、と爆笑のふたりが応じていた。

帝銀事件ブーム、松本清張ブーム。

 そのころ不倫していたそうで、そういう後ろ暗い心理で清張を読むと、くる。後ろを振り向くと清張が見てんじゃないか、くちびるベローンとさせて。という感じになってくる。そういうブーム。
(雑誌かなにかで、みうらさんが帝銀事件の怖さを、後ろ盾をもたない自由業のひとが、なにかの疑惑で騒ぎたてられて、すべてを失うことだ、というふうに語っていたように思う)

桂米朝ブーム

 たぶん関西では、笑福亭いくか、桂へいくかで、わかれるときがある。みたいに語っていた。
「進学指導でも聞かれるくらい」
 当時、不眠症だったみうらさんは、米朝さんを聞くとドーパミンが出てよく眠れることに気づいた。みうらさんは一度だけ、桂米朝さんに会ったことがあるそうだ。
 寝やすいんですよ、と率直にいうと、
「司馬遼太郎くんもね、同じこというてましたわ」といわれた。

ヤング巨泉ブーム

 大橋巨泉さんの番組を見て育ってきたので、
「そろそろ継がないと駄目なのかな」と思った。
 自分がヤング巨泉になる、というブーム。
 みうらさんは CS でテレビのレギュラーをもっており、自分で企画してた。そこで巨泉ぶりを発揮していた。ヤング巨泉さんの年を越えたのでブームが終わった。

大木こだまひびきブーム。

 東京にきたがらない芸人さんを無理矢理連れてくるというブーム。先日亡くなったテントさんとか。テントさんはとくに、輸入に遮断がかかっていた、吉本が東京へやるのに後ろ向きだった。楽屋にきても、珈琲飲んでええかな、ってどこかへいっちゃうのだそうだ。
 そこで、みうらさんが密輸した。みうらさんは、テントさんが大好きだった。
 

殿&コミーブーム

 たぶん、殿山泰司田中小実昌のおふたりだと思われる。おふたりの顔がバンっとついた T シャツを作って、着てたというブーム。

エマニエル(坊やを含む)ブーム

 エマニエル夫人にまつわるグッズを集まるブーム。エマニエル夫人といえば、籐椅子に座っている写真。転じて、籐家具ブームになった。
 追いかけていると、松崎しげるさんや、谷村新司さんが、CD のジャケットで、籐椅子に座ってる写真があった。たぶん、エマニエルの影響だろう。そういうのを含めて、ついでに坊やも含めて集めるブーム。

青春ノイローゼブーム

 青春っていうのは病気だと気づいて、はじまったブーム。青春という病気が、まだ治ってないひとがいる。親父バンドとか。青春ってすぎさるものではなく、かかるものであり、病名だと。
 ちなみに、みうらさんは青春から脱却したのか。
「最近、去年くらいから、男としてあがった」
 という。女の人があがるみたいに、あがったらしい。性別がなくなってきた。最近は、花のまえとかで、小首かしげて自撮りする。

地獄ブーム

 安齋肇さんに、「地獄ってあるのかな」って聞かれた時、調べたほうがいいと思った。
 平安時代に書かれた仏教書「往生要集」が、地獄ブームのはしり。
 いろんな本を読んだところ、ひとがやっちゃいけない、いちばん悪いことは、ゾウに酒を呑ますこと、らしい。いちばん悪い地獄へいく。なので、もし地獄で誰かと会いたければ、もうしあわせて、死ぬ前にゾウに酒を呑ませればかなう。

 最後の告知、みうらさんと安齋肇さんで、映画を撮ったらしい。
 12 月 10 日から新宿ピカデリーほかで、みうらじゅんさん原作の映画「変態だ」が公開される、とのこと。
 主演はマエケンこと、シンガーソングライターの前田健太さんだって。
 最後、「みうらさんにとって趣味とは?」という質問に、
「変態だ」
 と答え、締めとしていた。

 ほかのゲストのひとの話もおもしろかった。
 福澤朗さんの「卓球は、100メートルを走りながらやるチェス」とか。
 とくに、カンニング竹山さんが、アメリカンフットボールについて情熱をこめて語っていて、ちょっとアメフトってのを見てみようかと思ったよ。

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