タモリさんの「卓球は根暗」発言と、1000万円の寄付、そして四つの戒律

 タモリさんの一言が、全国の卓球台の色を塗り替えてしまった、というニュースが話題になってる。


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 9 月 6 日放送の TBS バラエティ「この差って何ですか?」のなかで、日本卓球株式会社の沼田一十三氏が明かしたエピソード。
 タモリさんがバラエティ番組のなかで、
「卓球って根暗だよねー」
 と語ったところ、全国の中学校で、卓球部に入部する生徒が激減した、というのだ。
 その影響力の大きさに、スタジオはおろかインターネットもざわついた。

そもそもどの番組での発言だったのか

 1980 年代後半の「笑っていいとも!」、テレフォンショッキングでの発言だったようだ。ゲストは織田哲郎さん。調べてみたところ、80 年代後半で織田さんがゲストに出たのは、1987 年 2 月 4 日、1988 年 8 月 26 日の 2 回。
「学生のころ、なにやってたの?」
 というタモリさんの質問に、「卓球です」と織田さんが答え、
「あれって根暗だよねー」
 という流れだったらしい。

「いいとも」での一言が卓球台の色を変えた

 前述の日本卓球株式会社は、これを機にイメージチェンジを決め、卓球台を深緑からブルーに変更した。
 それが功を奏した、というわけでもあるまいが、同社の卓球台は 1992 年のバルセロナ五輪で採用されたという。
 日本の卓球台は性能がいいようで、今夏のリオ五輪でも千葉県流山市の「三英」という会社のものが使われている。天板が乾燥でそったりせず、ボールの弾みが均一なのだそうだ。
 テレビでからかわれてもメゲたりせず、技術を磨いていった卓球業界は、いつのまにか素晴しい成果にたどりついていたのだ。

謝罪の意をこめて、1000 万円を寄付

 この話には続きがある。
 今月 25 日放送の TBS 「林先生が驚く初耳学!」に出演したリオデジャネイロ五輪卓球シングルスの銅メダリスト水谷隼選手(27)によると、タモリさんは日本卓球協会に 1000 万円を寄付したのだという。
 謝罪の意味をこめてのことではないか、とのことだった。

それにしてもかっこ良すぎる。

 さすが、おれたちのタモリである。
 ポンと 1000 万というのも凄いが、今までそれが知られていなかったというのも凄い。
 今回の件や、赤塚不二夫さんの葬儀——白紙をかかげながら 7 分をこえる弔辞を即興で堂々と述べた、というエピソードなどを思うと、タモリさんは、さらっと気取りなく、凄いことが出来るひとなのだろう。

タモリさんの四つの戒律

 タモリさんが自らに課す戒律、というのが wikipedia に書いてある。

  1. 誰の弟子にもならない
  2. 組織には属さない
  3. 頭をなるべくさげずにカネをもうける
  4. 色紙にサインをするときは、名前の横に添えるモットーのようなものは持たない

「だれからも借りを作らず、軽やかな自分である」というような思想が見えてくる気がする。
 なにかの奴隷にならない自由さ、みたいなものが芸風にも影響しているだろう。今回のような行動とる場合の気取りのなさ、自然さ、にもつながっているのかもしれない。

ちなみに

 根暗っていう言葉。
 もとは TBS ラジオ、深夜番組のはしりだった「パック・イン・ミュージック」で使われだしたらしいけど、世に広めたのはタモリさんだったな、たしか。

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