なんでも鑑定団に持ちこまれたらしい曜変天目茶碗が凄い

 ちらっとググっただけでも、なんか凄そうなのが伝わってくる。
 ようするに茶碗らしい。
 しかし、この世に三つしかない貴重な茶碗で、新しく作ることもできない。南宋時代の、福建省の窯で、わずかな数しか作られなかった。それが日本に運ばれて、現存する 3 点はすべて日本にあり、国宝になっている。同じものを作ろうったって、再現できないのは、なかば偶然の要素が作用するから、らしい。
 四つ目が、どうやらあるらしい、といわれていたらしいね。
 幻の四つ目と、今回見つかったのが同じものかどうかはわからないけど。


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 「なんでも鑑定団」最大の発見! 世界で3点しかなかった「曜変天目茶碗」幻の4点目見つかる
 

番組で天目茶碗を調べた鑑定士の中島誠之助は「鑑定団始まって以来、最大の発見」と断言した。
「なんでも鑑定団」最大の発見! 世界で3点しかなかった「曜変天目茶碗」幻の4点目見つかる

 中島誠之助さんも大興奮なら、本物なんだろうな。
 

器の中に宇宙が見える

漆黒の器で内側には星の様にもみえる大小の斑文が散らばり、斑文の周囲は藍や青で、角度によって虹色に光彩が輝き、「器の中に宇宙が見える」とも評される。
曜変天目茶碗 – Wikipedia


File:Yohentenmoku 2.JPG – Wikimedia Commons

 あくまでざっとググった感じでは、焼き物ってのは、ただそのまま焼く素焼きにすると、表面の細かい穴がふさがらず、水を吸ってしまう。用途によっては、余分な水分を吸収してもらったほうがいい場合もあるけど、茶碗なんかには素焼きは向かない。
 
 そこで、上薬を表面に塗る。これを釉薬(ゆうやく)という。
 といってもなんかの溶液じゃなく、灰と水を混ぜた泥みたいなものらしい。
 長石と石灰岩、鉄イオンを原料とした釉薬を、鉄釉という。これが熱せられるとガラス化して表面をいい感じに覆う。独特の模様にもなる。
 
 鉄釉でつくられた茶碗を天目茶碗という。
 天目茶碗のなかでも最高峰が曜変天目茶碗、というわけ。
 

この茶碗の内側に光を当てるとその角度によって変化自在、七色の虹の輝きとなって跳ね返ってくる。これが曜変天目茶碗にそなわっていなければならない不可欠の条件である。
曜変天目茶碗 – Wikipedia

 曜変、ってのがかっこいいよね。妖しい感じがして。
 戦国武将も「かっけー」と思ってたはずだよ。
 

4 つ目は『本能寺の変』で焼失か

 現存する 3 つの曜変天目茶碗は、どこでどうしているのか。
 指輪物語ふうにいうと、
 
 一つの茶碗は静嘉堂文庫、
 一つの茶碗は藤田美術館、
 一つの茶碗は大徳寺龍光院、それぞれ所蔵される。
 影横たわるモルドールの国に。
 
 ということになる(これは一つの指輪だが)。
 wiki によればしかし、もうひとつ、茶碗があったという記録があるそうな。
 

現在、世界で4点(または3点)しか現存しない曜変天目茶碗だが、記録によればもう1碗あったと考えられる。足利義政から織田信長へと、時の最高権力者に所有された天下第一の名椀であったが、信長がこれを愛用し、持ち歩いたため本能寺の変で他の多くの名物と共に焼失してしまった。

 ということで、本能寺の変で焼けちゃった、とされている。
 今回、なんでも鑑定団に持ちこまれた曜変天目茶碗は、というと。
 

これまで存在しないとされた4点目の「曜変天目茶碗」は、骨董好きの依頼人の曽祖父が、明治時代に戦国武将・三好長慶の子孫が暮らす屋敷の移築を請け負った際、大枚を叩いて買い求めた大量の骨董の一つだ。
「なんでも鑑定団」最大の発見! 世界で3点しかなかった「曜変天目茶碗」幻の4点目見つかる

 ということで、三好長慶(みよし ながよし)って名前が出てくる。
 戦国初期の武将で、なるほど、南宋のめずらしい茶器とか持っててもおかしくないか、と思える。
 
 まぁ、詳しくは番組で。
 って感じで、「開運! なんでも鑑定団」の放送は今夜、12 月 20 日。テレビ東京にて。

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