そろそろ、ゲーム・オブ・スローンズのシーズン 7 が Hulu にくーるー

2018年1月11日

 米 HBO の大スペクタル傑作ファンタジードラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のシーズン 7 が、2018 年 1 月、Hulu で配信されるらしい。
 もうね。待ちかねてた。今度こそ一気見せずに、一話一話、じっくりと味わいつつ楽しみたい。
 その前に。
 シーズン 6 の引きがどんなんだったか、ざっくりとだけどふり返って復習しておく。


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デナーリス・ターガリエンとティリオン・ラニスター

 ドラゴンの母、奴隷解放者、ミーリーンの美しき女王デナーリスは、いよいよ、決戦の地に向かう。
 このドラマ屈指の美女デナーリスである。いつかドラゴンを率いてウェスタロスを侵攻するだろう、とは思ってたよ。でもね、大船団で漕ぎ出した姿を見るとさすがに感慨にたえない。この船団には、政争に敗れたくろがね諸島のレズビアン・ヤーラと、ちんこ切断されたシオン・グレイジョイも加わっている。
 それだけではない。
 七王国のなかではドーンとハイガーデンがどうやらデナーリスの味方についた。
 ドーンではエラリアという毒のある女とその三人娘がいて、王を殺害するというクーデターを起こした。このエラリアは、ミアセラというラニスター家の姫も殺害していて、ラニスター家の恨みも買っている──これはすなわち、王家に恨まれているということである。
 ハイガーデンのタイレル家も、息子と娘を、サーセイ・ラニスターに殺されている。タイレル家を実質しきっているオレナという婆さんは、王家に復讐する気、満々である。
 エッソスのミーリーンはさしずめ、ゆき場を失った者たち、王家に歯向かってしまった人々の最後の希望になってしまった。ティリオンもそんな人々のひとりだ。ティリオンがひと並み以上にうまくやった仕事は「王の手」と呼ばれる行政官、宰相職である。ジョフリー王の王の手だったころ、ティリオンはマジ者の軍人スタニス・バラシオンの軍を討ちはらったりもしたのである。
 そのティリオンはようやく、デナーリスから王の手に任命された。
 ようやく実力を認められて、本領を発揮できる立場に就けたのである。いよいよ戦争、ティリオンは姉のサーセイにどう立ち向かい、愛する兄のジェイミーとどう対峙するか、というところだろう。
 デナーリスのほうは愛人のダーリオって男を捨てて、いよいよ権力へのめり込む。鉄の玉座への渇望を隠そうともせず、サーセイ・ラニスターを相手にするに十分な気迫を示している。そのうえデナーリスには、三頭の竜がいる。期待できる女なんである。
 ただ意外に、竜って槍を弓矢をぶっ刺されると弱ったりするんだよね。
 サーセイ・ラニスターって女は、竜くらいなら平気で屠りそうな女だったりするし。

サーセイ・ラニスター

 第 6 シーズン、一番ナイスな仕事をしてのけたのはサーセイ・ラニスターである。
 第 5 シーズンの最後のほうで、サーセイは変な新興宗教の親父につかまり、すっ裸にさせられて通りを歩かされる、という辱めを受けた。
 このとき、諸氏のなかには「あ、サーセイさん、おっぱい、いいですね」という強いインプレッションを刻まれた方も多いであろう。 だまされてはいけない。撮影秘話、みたいな記事に書いてあった。あのおっぱいは吹替らしいぞ。
 グラビアアイドルみたいな人の体に、サーセイの女優さまの顔をアイコラみたいにくっつけて加工した映像なんだって。
 サーセイ・ラニスターはつまり、おっぱいなんか、さらしてないのだ。
 この事実を知ったマゾ豚のみなさんは、マジでギンギンしてしまったことと思う。よくわかるのだ。やっとぱいぱいを見せてくれたと思った女王さまが、本当は見せてなかったのである。勃起していたわれわれの、なんと醜いことだろう、そう考えるとたぎる。
 ともかくサーセイは、与えられた武力を乱用して調子づく、変な新興宗教のすけべなおっさんと、王妃である、ベッキーっぽい顔のマージョリーを、緑色の液体火薬みたいなやつで爆殺する。信者とその他の関係者をのきなみ巻きこむ、すさまじい大虐殺で、大逆転する。
 この爆破シーンの気持ちいいことといったらない。とはいえ、ここまでは水際だった復讐といえるものの、その後が良くない。息子であり王であるトメン一世は、愛するマージョリーが殺されたと知って、怖いくらい躊躇なく自殺する。
 けっきょくサーセイは、かつて予言された通り、息子も娘もすべて失うのである。
 サーセイはトメンの後を継ぎ、女王として戴冠を受ける。
 黒い皮の衣装に身をつつみ玉座に座るサーセイは「これこそ我が望み」といわんばかりの満足そうな表情である。サーセイは七王国の女王になってしまったのだ。

アリア・スターク

 美少女暗殺者、という嘘みたいなキャラクターのアリアは、ついにブレーボスからウェスタロスへ帰って参りました。
 もともと戦闘力の高かったアリアである。そのうえ一時期、暗殺の師、ジャンクェンに視力を奪われ、暗闇のなかで稽古をつけられた。
 この修行のおかげで、アリアの能力はさらに上達したものと思われる。数多の顔の神、の教団の暗殺の流儀もしっかり盗みながら、アリアはついに、その教団の教えに呑まれることなく、自分の復讐心を捨てずにウェスタロスに渡った。
 まっさきに訪れたのが、リヴァーランのフレイ家である。
 アリアの兄、若き狼、ロブを卑怯に殺した糞ジジィ、ウォルダー・フレイのすむところだ。アリアは、なんか綺麗な下女に化けて、ウォルダー・フレイにパイを食べさせる。このパイには、ウォルダー・フレイの息子たちの人肉が混ぜこんであったのである。
 たぶんだけどアリアは、そういう残酷な復讐を、何度も何度も、頭のなかで繰り返し想像してたと思うんだ。アリアはニコニコしながらウォルダー・フレイを殺してた。
 ということで、来シーズンはアリアの活躍に注目なんだけど、じつは何気にハウンドことサンダー・グレゲインが生きてるんだよね。アリアはハウンドと会えば、なんかほだされそう。

ジョン・スノウとサンサ・スターク

 ジェイミー・ラニスターによって塔から突き落とされ、歩けなくなってしまったスターク家の次男、ブラン・スターク。
 かれは三つ目の鴉、という、よくわかんねーんだけど、最初の人々の神さまの使いみたいな存在になっている。霊能力の使い手になったのである。そのブランが、タイムスリップみたいに過去の出来事を眺めていると、とんでもないことが判明したのだ。
 ジョン・スノウは、ネッド・スタークの妹リアナの息子だったのである。
 ということは、だ。父親はレイガー・ターガリエン。
 落とし子ジョンは、スターク家の血ばかりではなく、正統なターガリエン家の血も受け継いだ男なのだった。デナーリスとは、立場が鋭くぶつかることになるかもしれない。おれはこのふたりが、なんか愛しあうことになるんじゃないか、とか妄想していたのだが。
 ネッド・スタークは確か、ジョンはその辺の娼婦に生ませた子、かなんかいってた気がする。キャトリン・タリーというネッドの妻は、ジョンのことをあんまりよく思ってなかった気がするから、ジョンの本当の出自は知らなかったのだろう。
(この辺、見直せばまた違う伏線が見つかりそう)
 どうであれ、ジョン・スノウは俄然おもしろい存在になった。ジョンは、異常なサディスト、ラムジー・ボルトンと、ウィンターフェルをめぐる戦争を起こした。その際、人質にされていたスターク家の三男リコン・スタークが、ラムジーによって射殺されている。
 ジョンの軍は包囲されるものの、信用できない娼館の主人、リトルフィンガーことピーター・ベイリッシュに助けられる。
 ピーター・ベイリッシュをこの戦に引きこんだのはサンサ・スタークだった。
 サンサは、シオン・グレイジョイとウィンターフェル城を逃げ出し、女騎士ブライエニーに助けられたりしながら、どうにか北の壁のジョンと合流を果たしたのである。
 このサンサが、スターク家を継いで女城主サンサになるのかと思ったが、ピーター・ベイリッシュに利用されるのを避けるためか、サンサはその地位につかないようだ。一方、ジョンのほうは、北部の家々からの忠誠を受ける。
 そこへ「冬になったよ」という知らせが届いた。壁の向こう側はもう、ホワイトウォーカーによってゾンビだらけになってしまい、野人たちですら住めない土地になった。いよいよ壁の向こうの死人たちと戦わねばならない時がやってきたのである。
 ジョンはそういう意味では、七王国の覇権なんかどうでも良くて、スターク家の当主として、ナイトウォッチの総帥として、冬の果てからやってくる化け物に対処することだけを考えている、という感じ。
 ちなみにホワイトウォーカーは、ドラゴングラスだけでなく、ヴァリリア鋼のつるぎでも殺せるらしい。あとラムジー・ボルトンは、サンサによって犬の餌にされてた。

 ジョンの親友、太ったナイトウォッチのサムウェル・ターリーは、知識の城シタデルでメイスターの修行をはじめた。ジリと子供も一緒だ。
 なにかっていうと女を買ってるグランド・メイスターのパイセルっていう爺さんがいたが、マッドサイエンティストのカイバーンに殺された。
 魔女のメリサンドルは、驚くことにその正体は、相当に年をとった老婆だった。シリーン姫を焼き殺したことを、スタニスの忠臣ダヴォスに責められ、けっきょく北部から追放される。ダヴォスのほうは、ジョンに仕えることになったみたい。このダヴォスっていうキャラクター、雰囲気があって凄くいい。
 それとベンジェンっていう、スタークの子供たちにとって叔父にあたる人物が、かなり長い間、行方不明だった。ベンジェン叔父さんは、壁の向こう側で、半分ゾンビになりながらも生きていて、ブラン・スタークを救った。

 ところで、Hulu での配信は具体的にいつなのか。サイトでは予告されているんだけど、はっきりとはわからない。

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