Mac の縦書きエディタ「stone」ってのを買ってみた

2017年12月23日

 stone は、日本デザインセンターってところが作った日本語エディタ。
「これはいい……」
 って口に出していっちゃったよね。


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stone(ストーン)は、日本語を書くことに主軸を置いた文章作成アプリケーション。
清らかな気持ちで文章を書く。そのために機能は極力そぎ落とし簡潔に、画面はシンプルで、文字が美しくつづられる、「素」のノートに徹しました。
コンセプト|書く気分を高めるテキストエディタ stone(ストーン)

 まず外観がいい。HTML の色指定でいうところの snow とか whitesmoke みたいな、くすんだ白いスクリーンに、灰色のフォントで文字が出てくるわけ。ぱっと見て綺麗っていう。

 書式の設定はメニューからも出来るし、スクリーンの下のほうをマウスオーバーすると、設定のエリアがにょにょっと出てくる。

 別に大した文章なんか書くわけでもないのに、Mac の美しいヒラギノ明朝で、縦書きで書きはじめると、なんかすげー。なぜか捗る。見た目が綺麗だと、こうにも気分がいいのかって思う。
 
 AquaSKK という日本語インプットメソッドを使用させていただいているが、縦書きの場合は、AquaSKK が表示するメッセージが邪魔になる。わたしの場合はAquaSKK を以下のように設定してみた。

  • 入力設定タブ > 「入力モードアイコンを表示」チェック外す
  • 補完タブ > 「ダイナミック補完 有効にする」チェック外す
  • 変換タブ > 「候補ウィンドウ 表示位置 入力行の上側」チェック入れる
    「注釈の表示 有効にする」チェック外す

 
 日本語エディタなんて、動作が軽快なら機能なんてシンプルでいい。
 そのぶん、見た目に凝ってくれ。見た目が醜いと萎える。毎日使うんだから。
 などと思うこともあったわたしにとって、この stone というエディタはかなり理想に近い。
 以下は今後に期待するあまり挙げる、わたしの不満である。

  • ウィンドウの大きさを覚えてくれてもいいのではないか。立ち上げるごとにいちいちウィンドウの大きさを変えるのダルい。
  • タイプライター・スクロール・モードの導入を検討して欲しい。
    タイプライター・スクロール・モードというのは、カーソルの位置が文書の真ん中に固定される機能のことである。なんでいつもウィンドウの一番下、縦書きなら一番左に注目してなくちゃいけないのかと思う。
    (一番下に改行で余白をたくさん作っておくと、control + l でカーソルの位置が中央にくる、という方法があるにはあるけど、それとは別にタイプライタースクロールがあってもいいと思う)
  • 自動保存して欲しい。長文を編集していると落ちる、という報告が App Store に寄せられており、ちょっと不安。ただしわたしが使っていた限りでは、一万字くらいでも、その状況は確認できなかった(MacBook core m3、メモリ8G)。
  • あまり長い文章を明朝体で編集していると、動作が鈍る。しかしこれは stone に限ったことじゃなく、Scrivener や Ulysess 、なんかは特にその傾向がある。stone や Hagoromo.app はマシなほうだ。ちなみに、ヒラギノ角ゴシックの w3 あたりに設定すると動作の鈍化は軽減するようだ。理由はよくわからないが、システムフォント、みたいなこと関係している気がする。

 なんかいろいろいったけど、とても期待してる。
 なによりデザイン主導で作った感じがあっていいんだよね。

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