9 月におこなわれた Apple のスペシャルイベントを終えて

 Apple のスペシャルイベントを見て思ったことを、小野ほりでい風に表現したくなった。


コモリくん。
怒りっぽいニート。


時実(ときざね)さん。
有能なニート。


ゴルフボールで肩んとこグリグリするのキンもちいいー。


グリグリ、グリグリ……。


はぁ。でも、こうやってゴルフボールを持ってると……。

かしゃーん!!


ぶん投げたくなるわ!


あれてるようだね、コモリくん。


時実さん!


温厚なきみが衝動的に窓を割るとなると、見てしまったようだね、Apple の秋のスペシャルイベント。Mac が発表されることはないとも知らずに、ヨダレをたらして期待した『もぎたて林檎の秋物コレクション』。糞みたいに高い iMac Pro を見て、買えもしないのにウホウホいうつもりだったろうに、今年は残念だったね。


ちきしょー!


iPhone XR は良かったんじゃない?


良かねーですよ、たぶん。いや知らんけど。あたらしい Mac の発表がない、というならそれでもいいですよ。iPhone なら iPhone で、期待するものがなくもない。いいですか、いいますよ?


ぼくは! iPhone SE2 が! 欲しかったんです! ちっちゃくて可愛いから!


無理だと思うよ。


ちきしょー!


知ってますよ。いろんなブログに、『Apple はもう iPhone SE は作らないってよ』という観測が書かれていることは。おそらく信頼のおけるソースによって書かれた記事なんでしょうね。でもぼくは、ひそかに呪ってますから。そういう記事を。それを忘れて欲しくないんです。


きみの気持ちはわからなくもない。しかし


このさいだから、ぼくの考えをいおう。


(はっ、出るか! 時実さんのウソ予言!)


Apple はいま、プリマヴェーラを迎えようとしている!


ふぁ?


美しい大人の女性になんなんとしている!


ふぁふぁっ!


(やらしい話の予感……!)


2010 年、MacBook Air 11インチを見て、きみどう思った?


恋に、、、落ちました。


それはきみが、ロリコンだからです。


ふぁ? ちげーし。なんてこというんですか!


結論からいおう。MacBook Air 11 インチに象徴される Apple の『ちっちゃくて可愛い』プロダクツは、すべて抹消される!


ち、ちっちゃくて可愛いプロダクツ? まさか……


そう、iPhone SE は地獄の業火に投げこまれる。また、きみも使っている Mac mini 。あれはすでに死体となってさらされているにすぎない!


やばすぎる!


iPad mini のゆく末もきわめて怪しい。あとはなんだ、ちっちゃくて可愛いもの。とにかくすべて滅びるぞ! 悔い改めよ!


ゴゴゴゴゴゴぉぉぉ


その主張、巨大な穴がありますよ。


わかっているようですね、時実さん。


わかる。MacBook だろ?


まさにそれ。MacBook は、めっさちっちゃいっすよ。これはジョブズが死んだあとに出たプロダクトだし、Apple はアップデートする気満々です。


きみは、MacBook ユーザだったね。で、MacBook は可愛いかね。MacBook Air 11 インチより可愛いかね。


それは……。それは、可愛くありません。ただ、ひとに寄るでしょう。


きみは?


可愛いとは思えません。これは本当に不思議なんです。MacBook Air 11インチは本当に愛せた。けど、MacBook のつまんなさは、いったいなんなんですか。ぼくも MacBook にはまぢで期待してました。サイトで見た限り、これは可愛さ間違いなし、そんなふうに考えた時期もありました。しかし、実際に目にすると──平たいキーボードといい、その上の、吸気孔だかスピーカだかわかんないブツブツといい、可愛くねー。可愛くはないですよ、これは。むしろ醜い。なぜなんだ、Apple。どうしてこんなプロダクツをこしらえたんだ?


可愛さは、悪。


ふぁ?


可愛さは、悪!


(こ、これは。林檎ましまろ、みたいなことらしい!)


嘆いていてもジョブズは帰ってこない、永遠に。


はぁ。


認めるのは難しいだろうね。いってもらおうか、クックに直接。


(はっ、これは時実さんお得意の、ウソ交霊術?)


いや、でもクックは存命っすよ?


問題ない。
生霊とか守護霊的な感じでいく。


出でよ! ティム・クック!


ふぁ?


いや、ジョブズは確かに、偉大なプロダクトを開発した。


ただ、そのなかには、キュート・シングスが多数、混じってたように思われる。代表的なのは、初代 iMac。それとキューブだな。あれって Mac mini に継承されてるだろ。


正直、ファック。


マカーの連中ってペドフィリアばっかりじゃん。弱いんだ、『ちっちゃくて可愛い』プロダクツに。みんな夢中になってた。ジョブズもたぶん、志向してたと思うんだよ、ちっちゃくて可愛いものを。


だけどね、新生 Apple はそういうのにファックをつきつけたい。


おめーら、いつまでそういうフェティッシュなプロダクツに執着してんだよと。大人になれよ、と。Apple はいい続ける。


kawaii とか、明確にノー!


まぢ、ペドっぽいし。いい加減、ユーザにも大人になって欲しいんだよね。


Appleは、大人のプロダクツに、ラインナップを入れ替えます。Apple は大人になる。わかってないひとが、意外に多い。Apple はガジェットの会社じゃないのよね。世界の変革をまぢで目指してるわけ。乳房に執着してるガキに用はない、といえばわかってもらえるのかな。世界を相手に戦う、マジモノの大人の武器になりたいわけ。


Mac より iPhone を優先している、みたいな批判が、極東アジアの一部から、っていうか、きみたちの間から噴出しているらしいね。でもね、ファックだから。


まぢ、関係ない。ジャップはソニーのスマホで、異様に発達したポルノ産業を消費してればいいじゃん。短足女優の醜い肢体をながめて、短小ペニスを必死にこすってるのがお似合いじゃないかな。クックはそう思う。


ってか、かかわってくんな。すっこんでろ! おめーら、関係ねーだろ! ジャップ、おめーらは関係ねーんだよ! もう弱小国なんだから! 三流貧民国に落ちぶれてんだよ!


ひ、ひぃー!


おやおや、アングロサクソンの本音にふれて、縮みあがっちゃったかな?


……いや。


いや?


いや、関係ねぇ。おい、すっとぼけんじゃねーよ! メリケン粉風情がよ!


ジャップはな、二発までなら他国に原爆を落とせんだよ! 最初の一発はクパチーノのスティーブ・ジョブズ・シアターだよ。やってやんよ。ってか、スティーブ・ジョブズ・シアターって。まぁいいや。二発目は北鮮だよ。将軍んちだよ。ついでに中国にも二発やってやんよ!


もはや二発じゃない。


関係ねーんだよ! いこうよ、上海と北京に。


ちっちゃいパンチ!


うほ!


落ち着いたようだね、コモリくん。


取り乱しまして、恐縮です、時実さん。


いや、きみの取り乱しよう、わからないでもない。きみは Apple の製品をおそらく見て楽しい、触れて楽しい官能的な商品として扱ってきたと思うんだ。これを、ひとことでいうならば、『はぁはぁ』してきた、そんな風にいえるんじゃないかな。マカーのなかには新製品に触れて『はぁはぁ』などと面白がってネットに報告するひとがいるよね。でも、きみの場合はまぢじゃん。じっさい、ペニスに手をやっていたわけでしょ。


否定できないけど、え、それいいます?


いうよ。変態だもの。ちっちゃくて可愛い Apple 製品に執着しても、コモリくん、はっきりいうよ。もう報われない。最大の理解者たるジョブズは死んだ。クックは、そんなジョブズの影響を一掃しようと躍起になっている。ぼくたちはね、Apple とともに大人になるんだよ。コモリくん、これって素晴らしいことじゃないかな。


おとな、か。


みな、そうなるんだよ、コモリくん。


っっっざけんなよっ! アメリカ村の大酋長かよ!


今までさんざん甘やかしといて、いきなり自立しろってか? できるわけねーだろっ! あったまきた。こうなりゃ憲法改正だよ。平成とともに属国憲法捨ててやんよ。まずは憲法九条第二項の削除からやってやんよ! あと政府はプライマリーバランスの健全化とか緊縮財政とかいってんじゃねぇ! 金撒け!


ヘリコプターマネーキック!


あひゃ!!


落ち着いたかい。


取り乱しまして……。


きみ、しばらくチャンネル桜の視聴禁止な。


いやしかし、もし時実さんのウソ予言の通りだとしたら、困りもんですね。Apple はもう『きゃわわ』なものを作らないんでしょうか?


十月に新 Mac mini 出るかも、って噂あるよ。


あんのかい!


ま、出たとしても状況は変わらない。たぶん可愛くはない。ぼくの見たウソ予知夢では、筐体が変わって、Mac Pro の下位機種みたいな扱いになる。嘘だけど。


でもね、コモリくん。きみが Mac を触って一番たのしかったのはいつごろだい?


いや、いつだろ? いつも楽しかった気が。


OS がジャガー、パンサー、タイガー、レパードと上がっていった頃じゃないかな。


ああ、確かに、あのころは良かったっすよね。


次々と、怒涛のように新機能が実装されていったからね。衝撃のエクスポゼ。一瞬だけ盛り上がったダッシュボード。


いまいちだったスペーシズ。しょうもないネーミングのスポットライト。超絶的だったクイックルックとか。


インテル CPU になったのもあの頃だった。


おもしろかったなぁ、あの頃は。新・Mac板もにぎやかだった。


バチスカーフとかサウザンドとか出てきたよね。ともかく!


最近の OS アップデートは湿りがちでしょっぱい物だったけど、今度の新 OS モハーヴェ。これはいいだろ?


く、確かに。最初はしょぼっと思ったダークモードも、壁紙を工夫して使ってみたい。スタックもなんか楽しそう。ファインダーもますます使い心地良さ気だし。


思い出してきたみたいだね、あの頃のわくわく感を。


コモリくん。Mac はまだ終わってない。Apple はまだ、Mac をあきらめていないんだ。ぼくら信者が Mac の健全な発展を見守らないでどうする。


と、時実さん……。


コモリくん、お布施しよう、な?
いろいろ、いいたいことはあるだろうけど、お布施すれば気分がすっきりするから。


………。


はいっ!

おわり
※この記事は虚構です。下調べなどしておりません。